2009年3月29日日曜日

開発者でない人が、iPhone OS 3.0のベータ版を試すこと

あるブロガーが本日公開しているブログを読んでみた。本来であれば、そのブログにコメントを書きたいと思っていたところだが、そのブログにはコメント記入ができないため、仕方なく自分のブログに感想を書いてみることにした。

あえて、そのブログへのリンクは省略するが、明らかにブログに書かれている文章を読む限り、開発者でない人がiPhone OS 3.0のベータ版を導入して使用しているようだ。過去のブログの内容を読む限り、このベータ版を使いたいだけでDeveloper Programへ参加したようだ。それに関しては、正規のプロセスを経て入手しているのだから文句を言うつもりはさらさらない。

しかし、その後のブログを読むと、開発者ではないため、仕組みを理解できていないのだろうか、どうも誤解した内容の情報が垂れ流されているようだ。特に、MMSとデザリングの部分はひどい。もちろん、デザリングやMMSを有効にするためには、キャリア側の対応が必要だし、その情報を含んだプロファイルのインストールが必要だ。もちろん、ベータ版の段階でそのような対応をキャリアであるソフトバンクがする訳ではないのに関わらず、「ソフトバンクの対応が遅いのが原因で今後色々と改善しなくてはいけないんじゃないですかね」という発言があった。正直この発言はいかがなものかと感じてしまうほどだ。

そのため、現在日本のiPhoneで導入されている3.0ベータ版では、SMS/MMSアプリケーションはSMSとしてしか動作しない。もちろん、SMSとしてしか動作できないアプリケーションでは、相手先に電話番号しか入力することができないし、フォトアイコンも動作しない。これは至極当然の動作と思える。しかしながら、そのブログではSMSとしてしか動作していないアプリケーションなのに、@を入れようとして電話番号しか入らないことから、「よってE−mailアドレスでの送受信は不可能です」とレポートを締めくくられていた。これも残念だ。確かに最終的に、MMSを解放するかどうかはソフトバンク次第なので、MMSを解放しないと決定した場合は、この結論でもかまわないが、まだどうするかの結論が出ていない段階で、このような情報をブログに公開するのはいかがなものか。

プロのジャーナリストでも何でもない人のようなので、これ以上は書かないが、開発者でない人が、わざわざ今の時期、iPhone OS 3.0ベータ版を導入するメリットは何があるのだろうか? 動かなくなるアプリケーションもあるだろうし、不具合もまだ多く含んでいるはず。夏になれば無料でアップグレードできるし、多くの不具合も解消されストレスが軽減されるはずなので、正直メリットはあまりないはず。開発者でない人で、導入したいと思われている方は、もう少し待った方がいい。絶対その方が、待ったかいがあるはずだ。

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