2009年3月23日月曜日

あまりにもひどい記事だったので

Appleが渋々発表した「iPhone OS 3.0」,タブレットMacやFlash対応には触れず

ITproが掲載した翻訳記事である。提携先のPenton Media, Inc.がWindows IT Proというメディアサイトに掲載したものを翻訳したものである。翻訳前の記事のページも確認してみたが、翻訳内容が“間違って翻訳されていない”ことは確認できた。

あまりにもひどすぎる。素人のサイトであれば無視する内容だが、仮にもITのプロ向けメディアサイトとうたっているサイトに掲載されること自体、非常に残念だ。契約だから仕方ないかもしれないが、内容を確認して事実誤認、支離滅裂記事であれば、翻訳記事としても掲載しないことを検討できなかったんだろうか、日経BP社としては?

英語の記事のコメントにも書かれていたが、今回は明確にiPhone OS 3.0のプレビュー会議であるということで、一部のメディアに招待状を配布している。そのため、新型のiPhoneやその他ハードウェアが発表されることはない。それを出し惜しみと言われても、勝手に期待した筆者自身の認識が間違っているとしか言えない。

Palm Preから注目を奪う、という指摘をしているがそれも間違っている。去年も同じ時期にプレビューを公開し、SDKも即日ダウンロードできるようにしている。これにより、新しいOSが出てきた段階ですぐに新しいOSの新機能をふんだんに使用した面白いアプリケーションを使用者がダウンロードできるようにするためだ。決して、Palm Preから注目を奪うためではない。夏に公開する新しいOS用のアプリケーションを作成してもらうためだ。

あと、タブレット云々という話があるが噂話をこんなところに掲載されても困ったな、としか言えない。仮にもITのプロ向けメディアサイトなのに、噂話を掲載してどうしたいのだろうか? 翻訳記事といえども非常に謎だ。

Flash対応についても口を閉ざしたとかいているが、プレビュー会議では明確に「対応しない。FLVではなくH.264を使ってくれ」(正確にはFLVとは言っていないが、H.264を代替えとして持ち出したということは、Flashビデオのことを指しているものと思われる)と言っていた。これが口を閉ざしたことになっているのであれば、私の聞き間違いだ。

何度も言うが、仮にITのプロ向けメディアサイトなのに、このようないい加減な記事を翻訳する必要があったのだろうか? 契約だからというのではなく、メディアとしてサイトの質を下げるような翻訳記事の掲載有無なども再度検討すべきでないだろうか。

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